パワーストーンの効果・運勢

水晶のパワーストーンとしての効果や種類について

 

水晶 パワーストーン

水晶は非常に多くの種類があるパワーストーンの中で、浄化の力と無色透明の外見をもち、シンプルながら異彩を放っています。

パワーストーンは水晶抜きでは語ることができないほどで、水晶に始まり水晶に終わるとも言われます。

もくじ

水晶とは?

クォーツ(石英)が結晶化したもので六角柱状の形をし、世界で最も広く知られる宝石鉱物の1つです。物質としてはモース硬度7を示す硬い物質で、小さな欠片などは砂の中などにありふれた物質です。

そのため宝石などは傷がになりにくいようにこれより硬いものが多く、エメラルドやアクアマリンなどの原石であるベリルは7.5であり、ルビーやサファイアなどのコランダムはモース硬度9、有名なダイヤモンドは10です。

水晶は透明なものでロッククリスタルとも呼ばれますが、ベリルやコランダムと同様に水晶の中に様々な不純物が入ることによって変化があり、大きく四つに分けることができます。

この他にもそれぞれに分けられる石がありますが、1種類ずつ紹介します。

・アメシストは透明結晶石
・ローズクォーツは半透明塊状石
・カーネリアンは潜晶質半透明石
・ブラッドストーンは潜晶質不透明石

水晶の成長と種類

水晶が成長していくスピードは非常にゆっくりでです。100年ほどかけて1mm大きくなると言われていますが、地中の奥深く高圧高温の熱水の中にあるケイ素と酸素が結晶化していき、条件が揃っている間はドンドン大きくなり続けます。

確かめに行く事ができませんので、本当のところは条件によってかなりの差がでていると考えられます。

自然界でできる天然ものの水晶のほかに、オートクレーブを使った人工水晶もあります。数か月程度の短い時間で作ることができるうえに、クラックも不純物もない完璧な水晶をつくることができます。半導体やクォーツ時計などの工業製品の材料に使う為に作られています。

感覚の鋭い人によっては人工の水晶は何も感じないが、天然ものの水晶は張りつくような感じがしたり、逆に跳ね返されるような感触があるそうです。

人工水晶とも違うものに溶解水晶というものがあり、水晶という単語が入っていますが水晶ではなく
ただのガラスです。

通常のガラスよりも値段は高価ですが、耐熱性があり熱膨張率が低い為に、化学の実験につかわれる試験管などに使用します。

実は水晶には右向きと左向きがあります。ブレスレットに使うような丸いタイプの水晶は特別な機械を使用することにより、水晶の螺旋文様が見えるそうです。

天然ものの水晶は右向きも左向きも存在しますが、人工水晶は左螺旋のものはほんとど無いそうです。

ただのガラスである溶解水晶には螺旋がありません。また水晶玉をとおして一本の髪の毛を覗き込むと、天然と人工水晶は屈折により2本に見えることがありますが、溶解水晶の場合はくっきりと1本に見えます。

水晶の効果

水晶は万能の石で有名な力には浄化と調和の力があります。そのため地鎮祭をする際に水晶の力を頼ることがあり、お寺や古い建物の地下には埋められていることがあります。この風習は現在でも残っている地方があるそうです。

浄化の力は薄暗いマイナスエネルギーを浄化してくれるだけでなく、電磁波なども吸収することができます。パソコンなどの電磁波を常に放っている機械の横や、マイナスの気がたまりやすいトイレに置いている方も多いです。

家の入り口である玄関に置く際には、水晶クラスターの尖っている部分を外側に向けたほうがよりいいです。

水晶クラスターと水晶の値段について

水晶クラスター

水晶クラスターとは石英の母岩の上に六角柱状の水晶が集まったもので、加工されてない状態の水晶の原石です。過去には日本でも水晶が採掘されていましたが、すでに閉山されていて一般に出るほどの採掘はありません。

現在のクラスターの産地としてはアメリカ、オーストラリア、スイス、カナダ、マダガスカルなどがありますが、産地によって品質や産出量にも違いがでます。

アメリカのアーカンソー産が非常に透明度が高いので、最高品質かつ産出量が低いため希少性も高いです。

ブラジル産のものは産出量が多いので、ヒマラヤ産より少し安く買うことができます。

水晶は希少性により非常に高いものもあるので、産地に特別こだわらないほうがいいものを見つけられる可能性があります。

石としての値段は希少性の高い産出量の低い産地で、結晶に傷などが少なく透明度が高い、尖っている部分がより密集していて全体のサイズが大きい方が高くなりますが、パワーストーンを選ぶ際には直観に頼ってみることが大事です。

声が聞こえたりするわけではないですが、安い石でも絶対にこれが良いというものがあります。

パワーストーンのブレスレットで石の選び方

パワーストーンでブレスレットをつくるには石を選ぶ必要があります。

たくさんの種類がありますので迷ってしまう事が多いですが、石の効果を見て選んでいくよりも見た目や直観に頼ってみることをオススメします。

実際に直観で選んだ後に効果を見てみますと、あなた自身が望んでいた効果になっていることが多いのです。一種類の石でも数種類組み合わせた場合でも同じです。

パワーストーンの浄化の方法

水晶でなくてもパワーストーンはエネルギーの影響をいるので、石も浄化してあげることが必要になってきます。水晶の場合でもマイナスエネルギーを浄化して、シールドの役目をしてくれているためダメージを受けていることになります。

痛んでしまったパワーストーンを浄化する方法には、太陽光に3日ほどさらす方法や湧き水などの天然の水にさらすのも良いとされています。お手軽な方法としては水晶クラスターの上に置くと、水晶の力によって浄化されます。

水晶クラスターは自然の力が強いので安定していますが、石が曇ってきたと感じた場合はクラスターを太陽光にさらすなどすれば元に戻ります。

水晶をブレスレットに組み込んだ方がいい理由

水晶クラスターから加工をしたものが水晶のパワーストーンになり、クラスターの状態と効果は特にかわりませんが、ブレスレットにすると調和の効果が大きな力になります。

そのため他に組み込んだ石を調和し、それぞれの石を響き合わせより強力にしてくれます。これは良く知られている効果なので、ブレスレットに水晶が組み込まれていることが多いのはその為です。浄化や調和の力と相性が悪いから使えないなどといったことはありません。

また水晶だけでブレスレットをつくる際は、水晶の螺旋模様が同じ方向を向いていると強くなるそうで、右回転か左回転かがわかっている場合はそろえたほうがよりいいと思います。

玉の大きさも種類が沢山あり、クラスターと同じでサイズが大きい物のほうが効果もつよくなりますが、あまり大きすぎると普段使いしにくいので10mmくらいまでが一般的です。

浄化や調和の力のほかに創造力と直観力、それに洞察力を高めてくれるので男性にもおすすめできます。その場合は10mmよりも大きなものでもいいかもしれません。

女性の方でもさらに大きなものが必要である場合はブレスレットにこだわらず、ペンダント型にするのもオススメです。

昔は王様の王冠や日本の勾玉にも組み込まれていたことから考えても、身に着け方は自由で大丈夫です。

大切なのは気持ちの持ちよう

大事なことは様々な効果を持つ石に頼り切るだけではなく、効果を意識しながらも願いに向かっていく事だと思います。

水晶やパワーストーンを選ぶ際には、お守りのつもりで難しいことは考えずに気楽に選んでも大丈夫です。

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